道路の下にはさまざまなものがあり、電力ケーブルや通信ケーブル、上水道管や下水道管やガス管などが多くの公道に占用許可をされた上で埋設されています。

建物を新築したり増改築する時には、新たに電気や電話や上下水道やガスを敷地内に引き込む必要があります。電気と電話の引き込みは、都市景観条例対象地域でない限りは架空線路であるので、架空引き込みとすることが多く、その他の管は埋設工事をして引き込んでいる例がほとんどです。埋設配管の工事は公道での作業となるので、道路管理者と警察と消防に事前届出が必要です。許可が下りた後に作業に入りますが、公道を掘るので車両や歩行者の規制が発生します。

元々交通量の多い場所ではもちろんのこと、工事期間中の渋滞の発生は避けることができません。作業にあたっては、できるだけ短期間で確実に行うことが求められます。上水道管の取り出しでは、従来は本管に削孔する際には管の止水が必須であり、周辺地域の断水を引き起こしていました。こうした不具合を避けるべく開発されたのが不断水工法です。これは、水道本管に分水栓サドルと呼ばれる部品を取り付け、サドル部から削孔することによって本管の止水なしで作業を可能としたものです。

不断水工法では、配管の穴あけ時に発生した切りくずは、本管の水圧によって内部に入り込むことはありません。また、作業時間が従来よりも短縮できることから、交通規制期間の短縮だけでなく施主負担となる工事費の削減にも貢献しています。不断水工法は、水道管理者である地方自治体の認定を受けた工法であるので、日本国内に土地を持つ施主にとって、周辺への影響と費用の双方を抑えた有効なものとなっています。

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