生活に直結する工事種別の1つに設備関連があります。

中でも身近なものとしては給水に関する工事があり、現在、主流になっているのが不断水工事と呼ばれるものです。不断水工事とは、簡単には水道管を断水することなく工事を行う方法を指し、歴史的には1950年代に小口径管用として導入されています。因みに小口径管は、一般的には径13~25mmにあたり、13mmは住宅に広く用いられます。不断水工事の最大のメリットは、生活への影響を最大限に抑えられることです。

例えば、従来の工法であれば、まず、近隣への告知が必要になり、工事完了まで迷惑をかけてしまうことになります。特に集合住宅などで1系統の給水であれば全戸に渡って断水することになり、場合によっては給水車の手配が必要になるケースもあります。また、復旧後においてもしばらくは赤水が出るなど直ぐに利用することができず、生活上不便が強いられます。不断水工事では、通常の生活を送りながら工事を進めることができ、他の住宅に迷惑をかけることもありません。メリットは、施工業者側にもあります。

事前手配の手間等が省けることで煩雑さをなくすことができ、結果として、工期の短縮や人件費の削減などからコストダウンにつなげることができます。不断水工事の種類は、基本的に本管から枝管の取出しを行う分岐工法と、本管の切断部に仕切弁やプラグなどを挿入するインサーティング工法の2つです。最近では凍結工法と呼ばれる方法も用いられており、ここでは枝管の管内水を液体窒素などの低温媒体で凍結させ栓をし工事を行います。

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