給与ファクタリングと前払い

近年、本来の給与の支払い日よりも前に現金を手にすることができる給与ファクタリングが大きな問題になっています。労働をして働いた分の賃金を債権として考え、債権を買い取る業者が手数料分を受け取って本来の支払い日よりも前に支払いをするのがファクタリングです。このファクタリングの手数料は一般的には20~40%程度とされていますが、金融庁の示した見解では貸金業としてみなされるため、この手数料は法外なものとなります。給与は1か月で振り込みが行われますので、20%の手数料の場合は年利240%となります。

勤めている会社に前払いシステムがないからと言ってファクタリングを利用すると、金欠の状態に拍車をかけることになるので注意しなくてはなりません。ファクタリングを利用した場合、本来の振り込み日に業者へ支払いをしなくてはなりません。そうなるとまたお金が足りなくなってファクタリングを利用するという悪循環が生まれるのです。前払いは緊急時に限って労働基準法でも認められているものの、企業が導入していなければ利用することができません。

前払いシステムがない企業に勤めている間は別の金策をしてやりすごすようにしましょう。もしカードローンを組めるのであればローンでやりくりするのも良いです。短期間の借り入れであれば利息がそこまで膨れ上がることもなく、ファクタリングをするよりもかなり安い手数料で安全に現金を手にすることができます。給与ファクタリングに参入している会社の中には闇金に関わるものも多く、違法業者の巣窟となっています。

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